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外反母趾と足裏の重心の関係

2019.01.18 | Category: 外反母趾

足の重心位置により足首や膝や股関節などに影響が及びます。そして足関節の形が崩れてしまうと体幹の捻じれもより乱れてしまい(活発に活動するようになるとほどんどの人がある程度捻じれている)腰痛肩こりの原因にもなってしまいます。また内臓の症状により足へ負担がかかる位置が変わってきたりもしますし、足の指に変形が出てくることもあります。今回は足の重心位置により外反母趾がどのようにして起こるかをご紹介したいと思います。

図1足裏重心位置      図2足の骨(足の甲側から見た図)

足裏に重心が掛かる位置は人によって違ってきます。基本的な分類は次の4つになります。

1、踵外側にかかるタイプ

2、内側にかかるたいぷ

3、つま先側にかかるタイプ

4、片方は内側、片方は外側のかかるタイプ

図3靴底の減る位置

図3は靴底の減りやすい部分を示したものです。

1、後ろの外側に両方とも重心がかかる人は骨盤が拡がりやすく、ガニ股やO脚傾向になりやすいタイプです。腰椎の前の弯曲が通常より強くなり、骨盤が開いた影響で両方の肩甲骨も通常より外側に拡がり背中は丸くなっている姿勢になりやすいので肩こり腰痛になりがちです。男性に多い傾向にあります。

2、後ろの内側に両方とも重心がかかる人は骨盤がしまりX脚傾向になります。さらに若い女性に多いのは足の先が内側に入りながら内股歩きをするタイプです。足を内側に絞り鼠径部が緊張しやすいので外反母趾や膝の痛み、足のむくみがでやすいと思います。

3、つま先に両方とも重心がかかる人は自分が何かしようなどと考えて気張っているうちは、前へかかりがちな重心のバランスをとるために胸を張っています。けれどもフッと気を弛めるたり、疲れたりすると猫背になりアゴを突き出す人が多いように思います。挨拶などのときに頭を下げるというよりアゴを出す感じになりやすいと思います。胸を張り緊張させている時間が多いので肩こりになりやすい傾向にあると思います。アキレス腱が硬くなりやすいです。ヒールを多く履く方も同様です。

4、片方が後ろ外側で片方が内側(偏平足)に重心があるタイプの人は片方の骨盤は開き、片方の骨盤は閉じるので体が捻じれやすい傾向にあります。骨盤が開く片側のO脚、肩こり、片側の腰痛、骨盤が閉じる片方のX脚、背中の痛みなどを感じやすいと思います。

図4、外反母趾機序

図5外反母趾

図6、X脚と正常足の力の伝わり方

図7、偏平足と正常足の足圧

外反母趾になる場合、偏平足のである場合が非常に多いです。図4を見て頂くとスネの部分は内側(親指側)と外側(小指側)の2本の骨があり内側の骨が内くるぶしを足関節の部分で作り、外側の骨が外くるぶしを作ります。膝の関節は内側の骨と大腿骨が半月板を介在して膝関節を形成します。偏平足は足裏内側に重心がかかり内くるぶしの部分が下に圧力をかけ土踏まずの部分のアーチを押しつぶして偏平足になります。図7の左側が偏平足の人が歩くときの足裏にかかる圧力の経路になります。図7右は正常な足の人が歩くときの圧力の経路になります。正常な人は踵~足の小指側~足の親指という経路で足裏に圧力がかかります。足裏の外側に体重が乗っている時間が長く最後に足の親指の部分に体重がのり地面を蹴るときにスネの骨には外に回旋する力がかかります。また大腿骨には同じように外に回旋する力が伝わります。偏平足の場合は図7左を見て頂くと内側に体重がかかる時間が多く最後に足の親指でうまく地面を蹴る力が発生しないためにスネの骨には内向きの回旋が加わり、大腿骨にも伝わります。偏平足の人が外反母趾になるのは図7右側の足裏の圧力の経路を反映して、図5の外反母趾の写真のように変形していきます。

図8踵正座(外反母趾改善方法)

最後に外反母趾を改善するためのエクササイズの踵正座をご紹介させていただきます。足の5指の裏側を床につけます。そして土踏まずと踵の部分をなるべく近づけます。出来たらぴったりつけます。そして踵の部分にお尻をのっけて図8のように踵正座を30秒します。どちらかか、あるいは両方、足首が伸びずに痛い場合は図8右のように仰向けになり痛い側の足の甲側をグッと伸ばし足をあげて5秒耐えストンと床に落とす、ということを3回繰り返してみてください。そうすると踵正座が少し楽になるかと思われます。

またあぐら(胡坐)をかいて両方の足の裏を合わせてから、外反母趾(偏平足)の足の指を1本1本をポキッと音が鳴るように親指から小指まで引っ張っていただくことも外反母趾改善には効果的になります。足の指はならない指となる指があると思いますが、鳴った指はそれで大丈夫です。ならない指は少し左右に捻じりながら2・3回も再び試してください。鳴らない場合は鳴らないでそれ以上繰り返さなくても大丈夫です。

 

 

参考文献

水口慶高 要は「足首から下」 実業之日本社

別所愉庵 ねじれとゆがみ 晶文社

新保泰秀 靴底の外側が減らなくなると体の不調も消える 主婦の友社

廣戸聡一 4スタンス理論 池田書店

 

御徒町整体 かなではり整体指圧(御徒町駅・上野広小路・上野御徒町駅より徒歩4分)

 

 

 


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