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肩コリ、五十肩の記事一覧

肩こりと腕の関係と四十肩・五十肩

2019.01.10 | Category: 肩コリ、五十肩

パソコンや細かい作業や大工仕事、炊事洗濯、何かを書く、食べる飲む、スポーツ趣味など、日常生活で腕を使う時間はかなり長くなります。また人に何かを伝えようとするとき身振り手振りが伴いますので無意識的にも腕は使われます。また何かをやるぞと決意したときには拳に力が自然と入りますし、怒った時なども腕に力が入ります。心の変化により無意識の腕に力が入ります。腕の力だけでなく、腰や足の力が連動して腕が使われているうちは良いのですが、呼吸が乱れてきたり、急いだり、怒ったり、興奮したり、上手く見せようという気持ちが強すぎたりすると、ついつい腕に力が入り腕の力だけで動作を行ってしまう傾向が強くなります。このような場合肩に力が入り肩こりが生じやすくなります。また仕事やスポーツ趣味などで同じ動作の繰り返しで腕のある部分が多く使われ疲労が偏るとその部分に肩甲骨や肩関節や胸椎が引っ張られ痛みやコリが生じやすくなります。

図1背骨、横からと後ろから

図2胸骨と鎖骨と肩甲骨

頸椎は7個、胸椎は12個、腰椎は5個の骨から成っています。

 

図3腕の骨

図4手の骨

1.腕を動かす神経と胸椎との関連

肩甲骨周辺は頸椎5・6番、前胸部は頸椎6・7番・胸椎1番、肘は頸椎6番、肘から手首までの筋肉は頸椎6番、肘から肩関節にかけての筋肉は頸椎7番・胸椎1番が動かしています。

腕全体の皮膚の知覚は頸椎6・7番・胸椎1番の神経が関係しています。

指の知覚は親指は頸椎7番、人差し指は頸椎5番、中指は頸椎5・6、薬指は頸椎3・4・6番の神経が関係しています。特に頸椎6番は手のひら全体のシビレや痛みに一番深く関係しています。

神経は頸椎5番から胸椎1番までが腕の筋肉や知覚を司っているのですが、腕にコリや違和感がありますと特に胸椎1番から4番までにも影響があります。また腕の症状が強くなり肩甲骨や肋骨の歪みが出てきますと胸椎8番くらいまでにも影響が及ぶようになります。肋骨が歪むときに症状が出やすいのは胸椎8番になります。また肩甲骨と鎖骨が歪み肩が前に出てしまうときに関連するのは胸椎5・6番になります。

 

2.腕の歪みやすい部分Ⅰ

最も歪みが出やすい部分は図3・4を見ていただくと手首から肘までの部分の骨は2本あります。この骨は手のひらを上に向けている時は並列に並んでいますが、腕を親指の方向に反時計回りに回転させますと2本の骨はクロスした状態になります。右利きの人がドアノブを回すとき、ねじをドライバーで回して入れるとき、テニスやゴルフや野球でスイングするとき、ものを書くとき、パソコンしているとき、箸を使うときなど手首から肘の2本の骨をクロスさせて使う場合がいろいろな場面にあります。このため親指側の橈骨が親指の方向に歪み手首の隙間を狭くしてしまう状況が生まれやすくなります。この歪みが習慣化されると親指から肩関節の前の部分にかけての筋肉がコリやすくなります。さらにこの状態が長年続き胸の前側にある大胸筋という筋肉にもコリが出てくると大胸筋は鎖骨に付いていて大きな筋肉であるので鎖骨の位置を前側に引っ張ったり下に下げたりする歪みが生じます。こうなりますと肩周囲の筋肉も歪みのために捻じれが生じて引っ張られる状態が生まれ肩こりが続いてしまいます。鎖骨が前へ移動するとそれに引っ張られ肩関節の前側も引っ張られ肩関節の前側がぼこっと前に出るような感じになってしまいます。図5下を見て頂くと一番右は正常な形で横の中心線で耳・肩関節・股関節の位置が一直線ですが、左の二つは耳と肩関節が横の中心軸より前に出ています。左側の肩甲骨は逆に後ろに下がりバランスをとることが多いです。また親指や人差し指の腱鞘炎やばね指にもなりやすい状況にあります。親指と人差し指と肩関節の前面のラインにコリが生じますと腰椎1・2番に影響が及びその部分にもコリが出やすくなります。

図5、肩関節が前に出てしまう

 

3.腕の歪みやすい部分Ⅱ

二番目に多いのが何か長い時間作業をするときに、手を甲の側に手首を反らして行う時間が多くなります。これは手首から肘のかけての筋肉は手のひら側よりも甲側の筋肉の方が持続的に力を使う場合に圧倒的に持久力があるためです。手首を甲側に反らしての作業や動作を長い時間繰り返して行うと、手首の甲の部分や手首から中指と薬指・薬指と小指の間の下の部分までの筋肉に疲労が溜まります。また手首を甲側に反らして作業をずっと行っていると、手首から肘までの2本の骨は肘側で締まり手首側では開いて手首が太くなる状況が生まれます。また肘の部分が締まる状態を続けるには力こぶができる上腕二頭筋の裏の筋肉の上腕三頭筋を緊張させる必要が出てくるのでその部分にも疲労が溜まります。この状態が長く続きますと肩甲骨が上腕三頭筋などに引っ張られ通常より外に開く形になり左右で肩甲骨の位置に違いが生じます。より多く使われる腕の方が大きく肩甲骨の下端が開き、肩甲骨の下端の位置が下がります。また中指・薬指・小指にばね指がや知覚異常が発生しやすい状況にもなります。

 

4.手首・首・腰首・足首の関係

図1を観て頂くと前後の弯曲の関連で首と腰の骨は通常前へ弯曲して連動しています。首と腰はお互いに首が悪くなれば腰に反映されますし、腰が悪くなればその状態が首に反映されてしまうという関係があります。分けると頸椎1・2番は腰椎1番と連動し、頸椎4番は腰椎2番と、頸椎3・5番は腰椎3番と、頸椎6番は腰椎4番と、頸椎7番は腰椎5番と連動しています。手首は頸椎6番の神経の影響を最も受けており手首が太くなるとその影響が頸椎6番そして腰椎4番に波及し手首が太くなりその部分にコリが慢性的にある状態が続くと手首が太い側の骨盤が開いてしまいます。腰椎4番は骨盤の開閉に関係しています。また足の小指側に重心が掛かる状況が続き、足の外くるぶしの下やその周辺にコリがあり足首が太くなるとと腰椎4・5番に負担がかかり骨盤が開きやすい状態になります。

 

5.五十肩

四十肩・五十肩は1から4まででご説明してきたことが基にあると考えられます。また副腎皮質から出るステロイドホルモンの出が悪くなっている場合があり、その場合には胸椎10・11番が副腎皮質を動かす神経になりますのでその部分の歪みもある場合もあります。左肩が動きにくくなる時は胃の症状が関連している場合があります。胃の症状が出るときは頸椎6・7番・左胸椎6・8・9・10番、左腰椎1・2番に影響がでますのでより左肩を動かしにくくしてしまう状況が生まれます。また右の四十肩・五十肩は肝臓の動きが鈍くなっていることが考えられます。肝臓の動きが鈍くなっている時は、右頸椎3・6・7番・右胸椎2・4・8・9・10番・右腰椎1・2・3番の可動性が鈍くなっているので右肩をより一層動かしにくくしている場合があります。

 

 

参考文献

野口春哉  整体操法読本

井本邦昭  整体法・わかりやすい肩の講座 三樹書房

別所愉庵  ねじれとゆがみ        晶文社

栢野忠夫  動く骨・手目足編       ベースボールマガジン社

 

御徒町整体 かなではり整体指圧(御徒町駅・上野広小路・上野御徒町駅より徒歩4分)

 

 

 

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